2022年 今、禁煙について考える《テーマ②》

今回のテーマは禁煙です。

 

私は禁煙をして今日で36日になります。

まぁ私の話はほっといて、、

医療関係者という立場から言えば、禁煙治療でまず思いつく禁煙補助剤チャンピックス(ファイザー社)は現在流通が止まっており再開の目途もたっておりません。保険適用で病院やクリニックで出してもらえる禁煙補助剤は他になくはないのですが。現在禁煙外来を中止している医療機関は多いのではないのでしょうか。ただチャンピックスがあったとしても自己負担が、完結するまでで約18000円なのでちょっと高いですね。

パイポとか口に咥えても意味ないですしね!

 

《禁煙のメリット》

  1.  時間とお金が浮く。

   特にタバコは今高いですよね。2022年度の値上げは加熱式タバコに限ってされる

  ようですが。ちなみにニコチンの作用的に、たばこを吸って落ち着くと言いますが 

  それはニコチン・タールに精神がリラックスするような成分が入っているのではあ

  りません。ニコチンを普段から取り入れてる人は、体内のニコチンが減ってくると

  緊張や焦りといった反応が出て、ニコチンを接種するとそれが収まるといった構図

  です。まぁ錯覚ですね。

 2.モテる

   私が高校生くらいの時は煙草を口に咥えている大人が非常にカッコ良く見えたも

  のですが、現在は男女ともに煙草を吸わないというのがスタンダードで、「タバコ

  を止めたっ!」ってのは非常に好感を得られます。また室内・自家用車の中の空気 

  が非常にきれいになったような気が自他共に感じられます。

 

《禁煙のデメリット》

 

 これがですね、無理やり言えと言われればありますが、ほんとにデメリットが見当たらないんです。数年前までは禁煙所でのコミュニケーションと言われるものが私にもありましたが、最近はコロナで密接する空間は使えませんし、まずコンビニ等の禁煙所すら激減しています。それに代わる何かが有ればいいのですがね。

 

最後に、、

私は先輩のこの言葉でハッとしました。

よくお酒と・タバコは早めに止めた方が良いと言いますが、

「お酒はみんなといたりして、時に酔っぱらったりもして楽しいことが多いけど、タバコは、別にタバコを吸っているから楽しいということもなくて、とくに女子に煙たがられる!(笑)」と。

 

なるほどなと思いました。

 

 最後に政治的なことですが、社会保障費の危機ということで人口比率の多い段階の世代の方が後期高齢者となる2025年問題が叫ばれています。その中で医療費抑制、特に薬剤費が問題視されている中で、禁煙推奨も各分野でとても進んでます。TV等メディアでは喫煙シーンを全く見なくなりました。健康増進法の改革(飲食店等での禁煙の制限)、禁煙外来の推奨またタバコの売価の値上げ等です。その政策の真っただ中に、禁煙補助剤の流通停止、、??それを作っているファイザー社とはグローバルに展開する世界有数の企業です。おかしいような気がします。政府と世界規模グループとの間で大きな力が働いているのでしょうか?そう思わざるも得ない現状です。